BigQueryのデータマート定義のデータ転送モードでは、テーブル・カラム説明設定 にて出力先のテーブルとカラムの説明を設定できます。この機能により、既存のテーブルに全件洗い替えを行う場合であっても、既存のテーブルとカラムの説明を維持することができます。
設定方法
- BigQueryのデータマート定義STEP2にてクエリ実行モードにデータ転送モードを選択してください。
- クエリ設定にて、出力先データセットや出力先テーブル、クエリを設定してください。
- クエリ設定内にある「テーブル・カラム説明設定」を開いてください。
初期状態では「テーブル説明」のみ表示され、対象テーブルの説明を入力できます。
クエリのプレビューを実行するとカラム一覧が表示され、各カラムに対して説明を入力できます。
「出力先テーブルの説明を取り込む」をクリックすると、出力先のテーブルのスキーマとテーブル・カラムの説明を取り込みます。
※ 増分更新・SCD Type 2(履歴保持)モードでは、テーブル・カラム説明設定に表示されるカラム一覧は、実行クエリプレビューの結果に基づきます。実行クエリプレビューを実行してからカラム説明を入力してください。
「テーブル・カラム説明設定」の入力内容と動作
説明を入力した場合
TROCCOで入力した説明は、ジョブ実行後にBigQuery側に反映されます。
例:
ジョブ実行前のテーブル:
| カラム名 | 説明 |
|---|---|
| order_id | (未入力) |
テーブル・カラム説明設定:order_id に「注文ID」と入力
ジョブ実行後のテーブル:
| カラム名 | 説明 |
|---|---|
| order_id | 注文ID |
説明を削除した場合
TROCCOで一度説明を入力した後、フォームから入力を削除して保存すると、ジョブ実行後にBigQuery側の説明が削除されます。
例:
ジョブ実行前のテーブル:
| カラム名 | 説明 |
|---|---|
| amount | 金額 |
テーブル・カラム説明設定:
1. 「出力先テーブルの説明を取り込む」をクリックして出力先のテーブルの説明をフォームに反映してください。
2. amount の説明を削除してください。
ジョブ実行後のテーブル:
| カラム名 | 説明 |
|---|---|
| amount | (未入力) |
未設定の場合
「テーブル・カラム説明設定」に一度も入力していない場合、BigQuery側の既存のテーブルの説明がそのまま保持されます。
例:
ジョブ実行前のテーブル:
| カラム名 | 説明 |
|---|---|
| note | 備考 |
テーブル・カラム説明設定:未設定
ジョブ実行後のテーブル:
| カラム名 | 説明 |
|---|---|
| note | 備考 |
※「テーブル・カラム説明設定」に入力して保存した場合、未設定の状態に戻すことはできません。入力を削除して空欄で保存すると、「説明を削除した場合」のように削除の指示となります。
既存のテーブルと異なるスキーマで全件洗い替えを行う場合
全件洗い替えモードではBigQuery側のテーブルが再作成されます。もし既存のテーブルと出力されるテーブルのスキーマ構成が異なる場合、説明の反映はカラム名を基準に行われます。
- 名前が一致するカラム: 既存の説明が保持されます。
- 新たに追加されたカラム: 説明は未入力のままになります。
- 削除されたカラム: カラムが削除されるため、カラムの説明は残りません。
例:
ジョブ実行前のテーブル:
| カラム名 | 説明 |
|---|---|
| order_id | 注文ID |
| customer_id | 顧客ID |
| amount | 金額 |
| note | 備考 |
クエリ:note カラムを削除し、status カラムを追加
テーブル・カラム説明設定:未設定
ジョブ実行後のテーブル:
| カラム名 | 説明 |
|---|---|
| order_id | 注文ID |
| customer_id | 顧客ID |
| amount | 金額 |
| status | (未入力) |
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