ワークフローを新規で作成するときに、フロー実行に関する5つの設定を行う必要があります。
ドキュメントにそれぞれの項目の説明は記載されていますが、想定していた処理にならなかったというケースもあるので注意点等を説明します。
◼️ タスク同時実行上限数
ジョブを同時実行する上限数を設定できます。以下のようなタスクをワークフローに追加していた場合に、タスク同時実行数を2以上に設定しておくと、ワークフロー全体の実行時間短縮になります。
- 複数のタスクを並列で繋いでいる
- カスタム変数でループ実行を利用している
- マネージド転送タスクを追加している
注意点
「カスタム変数のループ実行」や「マネージド転送タスク」を利用している場合、①タスクに対して並列実行をONにしていない、また各種設定側で②ジョブの並列実行が許可されていない設定だと同時実行が行われません。
①タスクごとの編集画面で「並列実行」のON/OFFを切り替えることができます。
この設定をONにすることでループ実行やマネージド転送を並列でジョブ実行できるようになります。
※ デフォルトは「並列実行」がOFFになっているので、ONに変更してください。
②ジョブの並列実行の設定箇所はワークフロー内ではなく、転送設定 / データマート定義 / マネージド転送設定 にあります。
-
転送設定 STEP2「ジョブ設定」のジョブ起動設定内
デフォルトは「並列でのジョブ実行はしない」になっているので、「並列でのジョブ実行を許可」に変更する -
データマート定義 ジョブ起動設定内のジョブの並列実行
デフォルトでは「並列でのジョブ実行はしない」になっているので、「並列でのジョブ実行を許可」に変更する
- マネージド転送設定 新規作成時は、STEP2「ジョブ設定」内の並列でのジョブ起動
デフォルトではチェックが入っていないので、「並列でのジョブ実行を許可」にチェックをつける
◼️ タイムアウト設定
タイムアウト設定を有効にすると、ワークフローが開始してから設定した時間経過後、ジョブを自動キャンセルさせます。以下のようなケースで設定しておくことを推奨しています。
転送元の広告系コネクタで障害などが発生すると、レポートのダウンロードに時間がかかり、通常よりも処理時間が長くなってしまうことがある
注意点
タイムアウトして実行されなかったジョブのステータスは CANCEL になります。
キャンセルとなったジョブは、「停止位置から再実行」を実施するとキャンセルされた位置からの再実行が可能です。
◼️ リトライ回数
ワークフローが失敗したときに、自動でエラーになった位置からリトライを行う回数を設定できます。
注意点
- タスクのエラーハンドリングがON(エラー時も後続のタスクを続行する)になっていた場合、リトライされません。
-
ワークフロー自体がキャンセルされた場合、リトライはされません。
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ワークフロー内のタスクがキャンセルされた場合、リトライされます。
◼️ ジョブの重複実行
転送設定やデータマート定義に存在する「ジョブの重複実行を許可するか」の設定と同様の設定です。ワークフロージョブの実行中に、同一のワークフロージョブを実行を許可するか決めることができます。
重複実行を「スキップする」を選択した場合、ジョブのステータスは SKIPPED になります。
注意点
スキップされたジョブの挙動は以下になります。
- SKIPPED されたものはリトライ設定を入れても、リトライの対象にはなりません。
- SKIPPEDされたジョブは「停止位置から再実行」ができません。
◼️ タスクのエラーハンドリング
ONにするとワークフロー内のタスクが失敗しても、後続のタスクを実行します。
注意点
- エラー時も後続のタスクを続行するをONにした場合、「停止位置から再実行」はできません。
理由:エラーが発生しても処理が進むため、どのタスクから再実行すべきか判定できなくなるためです。 - 条件分岐でタスクがエラーの場合に後続のタスクを実行したい時は、ONにする必要があります。
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